作業療法士が語る精神科

精神科について語ります

統合失調症は治る病気でなく治す病気

どうも初めましてアズキです。精神科で作業療法士をやっております。精神科に関することを中心にブログを書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。

 

まず初めに「統合失調症」について簡単に。

よく精神科のことを知らない人が最初にイメージするのは「うつ病」ですかね?

なので統合失調症ってなに?って人が多いんじゃないかな~と思います。

でも精神科の病気って実はいろいろあるんです。その中でも割とメジャーな病気が「統合失調症」です。

約100人に1人が発症するといわれているこの病気ですが意外に知らない人が多いんです。でも症状を聞けば、あーなるほど聞いたことあるぞという方が多いかなと思います。

特徴は大きく分けて3つ!

陽性症状 陰性症状 認知機能障害です。

 

陽性症状とは自分だけしか聞こえない声が聞こえてくる”幻聴”や誰かに狙われているんじゃないかなどの”妄想”などがあります。

 

陰性症状とはやる気が起きなくなったり、感情が鈍くなったりします。

 

認知機能障害とは記憶する力や、いろいろなところに注意を向ける力が欠損することを言います。

 

これらの障害や症状を治すためにはただ処方されたお薬を飲んでいれば治るというわけではありません。少なくとも私はそう思っています。

 

自分で治す努力をしないとよくなるものの悪化してしまう(゚Д゚;)ということです!

では具体的にどんなことをすればいいのかというのを今後いくつかにわたって紹介していけたらいいなと思っています。

 

今回はこのあたりで。では(^^)/